酒さの原因

"毛細血管の拡張や炎症によりますでお酒を飲んだかのように顔に赤らみが発生する酒さは、未だ原因が解明されていない皮膚病の一つです。
さらに考えられる原因が複数存在することから、治療が難しく管理しにくいものと言われています。
そんな酒さですが、実は腸と深い関わりがあると考えられているのです。

 

今回は、酒さと腸の関係性について説明していきます。

 

◆腸の役割
腸は胃で消化された食べ物の栄養を吸収するだけでなく、腸内に存在する1,000種類1,000兆個以上の細菌組織が身体の免疫力を保っていると言われています。
しかし、この腸内環境が悪化すると免疫力が低下する上で身体中に十分な栄養を供給することが出来なくなってしまうのです。
そして酒さに疾患している人にとって腸内環境の悪化は深刻な問題でもあります。

 

酒さは肌のターンオーバー(肌の再生サイクル)が乱れていることも原因だと考えられているため、肌の健康を保つことが重要です。

 

◆腸内環境の改善は善玉菌を増やすこと
実際に腸内環境の改善で酒さに対する効果が見られたとの報告がありますが、どのように改善していけばいいのか?
まず腸内には善玉菌と「悪玉菌」、そして「日和見菌」と呼ばれる細菌が存在します。
日和見菌は、善玉菌と悪玉菌どちらかが優勢になったときその見かたをする細菌です。
なので、善玉菌を優勢にすることがとても大切。

 

具体的な改善方法としては、水溶性食物繊維と運動による改善です。
水溶性食物繊維とは納豆やオクラ、ワカメなどネバネバした食材に多く含まれるものであり、胃で消化されることなく腸まで届きます。

 

水溶性食物繊維は腸の蠕動運動を促進することから善玉菌の活動を活発にし、さらには腸内で善玉菌のえさにもなります。
便意の解消にもなるので、腸内環境をトータル的に改善することが出来るのです。

 

適度な運動とは1日20分程度の低強度(ウォーキングなど)な運動のことですが、運動は腸の蠕動運動を促進することから改善に繋がります。
また、汗と一緒に体内の老廃物が排出されるので悪玉菌の増殖を抑えてくれるのです。

 

このように腸内環境を改善することで、体質改善から酒さを治療していくことが出来る可能性が高いのです。

 

◆まとめ
酒さに治療にはそれぞれ相性というものがあるので、必ずしも腸内環境の改善が完治に繋がるわけではありません。
まずは自分が酒さになっている原因をしっかりと見極め、最適な治療法を実行することが大切です。"